ここではWEBページの概要について説明します。
WEBページの概要
WEBページは一般的に、みなさんがブラウザで閲覧している画面のことを指します。
これはWEBサーバ上で動いており、例えば、Yahoo!のホームページへアクセスするとき、ブラウザが 「Yahoo!のトップページを見せてくれ!」というリクエスト文(HTTPという通信規約に沿った通信文)をWEBサーバに送ります。
そのリクエスト文を受け取ったWEBサーバは、文中に記されたWEBページを自分のサーバ内を探しに行き、見つけた場合はそのページをクライアントブラウザへ渡すのです。
この返却の文章をレスポンス文と言います。リクエストもレスポンスもHTTPにより決まった構文で作成されやり取りされます。
この仕組みは日常でネットサーフィンをしていても経験することがあります。例えば、過去に閲覧したページを再度見に行った時、サーバが非稼働になっている場合でもそのページを見ることが出来る場合があります。
これはクライアント端末に保存されたキャッシュを見に行っているからです。この場合はキャッシュをクリアすることで解決できます。(サーバが非稼働状態でアクセスすると、HTTP通信結果の戻り値がクライアントに返されます。例:"500 Internal Server Error"など)
WEBページの構成
WEBページを構成しているのはHTMLと呼ばれる複数の"タグ"で構成されたテキストファイルです。
ページ間を行ったり来たり(リンク)出来る仕組みも実装できることから、ハイパーテキストの代表として挙げられることもあります。
よく見る基本的なHTMLの構文は以下になります。
てすと.html<html>
<head>ヘッダ<head>
<body>
本文
</body>
</html>
HTMLファイルを作成するときは拡張子をHTMLにします。
それから、先述した"タグ"とは、
<>
で括ったコードのことを指します。
ここでは<html>、<body>など、他にも数多くのタグが存在します。
HTMLを作成するときは上記のようにタグで括りながら作成していきます。
これは一つ一つのタグが機能ごとに分かれているためです。
例えば、
改行する<br>タグ、画像を表示する<img>タグ、リンクを表示する<a>タグなど。
補足ですが、実はHTMLにはタグを省略した記述の仕方もあります。しかし、実際の開発ではソースの可読性の観点からタグを省略する書き方はあまり経験することはないと思いますので、これからHTMLを勉強する人はタグ有りの文法を勉強することをお勧めします。